ビタミンB1の生理作用と関連させて、脚気になる原因を答えよ。
という問題が大学の授業で課題になりました。ビタミンの不足が原因は分かるのですが、生体内でのレベルの原因を知りたいです。よろしくお願いします。
ビタミンB1は神経機能を正常に働かせます。
脳や神経に必要な成分はおもに糖質、その代謝にB1が作用しているためです。
B1は炭水化物のなかの糖質が分解されてエネルギーに変わるときに欠かせないものです。
糖質をたくさん摂取しても、B1がないと糖質の分解ができず、疲労物質(乳酸など)が体内にたまります。疲れやすくなったり、だるく、倦怠感が出るのはそのためです。
不足すると末梢神経に異常をきたし、手足のしびれ、疲労、最悪の場合「心臓脚気」で命を落とすこともあります。
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